ヒメオオクワガタ飼育日記
( Dorcus montivagus )
	
	山梨県産のヒメオオクワガタです。
	8月20日に手に入れて、現在雌は産卵セットの中です。
	当初は23℃で飼育していましたが、20℃で管理するスペースができましたので、移動しました。
	(2005-10-1)
	
	
	写真を撮ろうとすると逃げ回って、中々ピントが合いません。
	オオクワガタとは大違いで、とても逃げ足の速いやつです。
	雄と雌は別々に飼育していますが飼育温度は同じ20℃~20.5℃の設定になっています。
	産卵木に産卵痕があるので、期待がもてます。
	あと2週間の辛抱です。
	来週にもう一度、山梨に行ってきますので、ヒメオオクワガタのお土産を持ち帰れたらいいなと思っています。
	(2005-10-1)
	
	
	ヒメオオクワガタの雌です。
	ずっと産卵セットに潜っていたため、体が泥だらけのままです。土の中から元気で見つかりました。
	(2005-10-7)
	
	
	ヒメオオクワガタの初令幼虫です。
	なんとか幼虫は取れたのですが、全部で幼虫2匹しか取れず、残念な結果になってしまいました。
	どうやら産卵材があまり良くなかったようです。
	週末より再度山梨に行きますので、産卵に適したブナ材を探してきて、再度産卵セットを組もうと思っています。
	(2005-10-7)
	
	
	こちらがもう1匹の幼虫で、まだ孵化したてといった感じです。
	(2005-10-7)
	
	
	毎年ヒメオオの飼育に挑戦するのですが、なかなか羽化までたどりつけません。
	夏に手に入れたヒメオオのメスを使って材飼育に挑戦です。
	山に行った時にブナやミズナラの倒木を持ち帰えりました。
	写真に写っているのは直径30CM、長さ60CM程のブナの倒木で衣装ケースの底にクワマットをひいて、その上に材を置いただけです。
	9月末にセットをしましたが、まだ気温が高くヒメオオの産卵温度には適していないようです。
	このまま来年まで放置し、5~6月頃に材を割ってみようと計画しています。
	(2008-10-12)
	
	
	そろそろ平均気温が上がってきました。
	オオクワガタの中には既にお目覚めの個体もいるので、ヒメオオも活動を開始しているのではと思い様子を確認しました。
	ケース内を確認して見ましたがまだ活動していないようです。
	古くなった昆虫ゼリーを交換して様子を見ることにしました。
	1週間後飼育ケースを見るとゼリーを食べた形跡があります。
	よく見ると穴からヒメオオクワガタのメスが顔を出しています。
	おはよう!!ヒメオオちゃん。
	冬眠明けの元気な顔を見た時に安堵する一瞬は、外国産クワガタの飼育では得られない特別な気持ちです。
	これで材の中に幼虫がいてくれればうれしいのですが。
	材割はもう少し先になります。
	(2009-4-19)