コンフキウスノコギリクワガタ飼育日記
( Prosopocoilus confucius )
	
	コンフキウスノコギリクワガタの雌です。
	40個ほどの産卵を終えて、いまだに元気でいます。
	(2004-10)
	
	
	♂は早い内に☆になってしまいましたが、♀は現在も元気にしています。
	以外と長生きするのですね。
	(2005-5-10)
	
	
	触角部分は葡萄の房のようにもみえます。
	幼虫は全部で30頭ほど生まれ、現在発酵マットと菌糸瓶の2通りで飼育中です。
	既に♀は羽化した個体もあり、♂も前蛹から既に蛹化したものまで、もう少しで羽化できる状態です。
	やはり菌糸瓶で育てた個体の方が幼虫の体重も重く育つようです。
	ちなみに一番大きい♂の体重は36グラムとカブトムシの幼虫に匹敵するほどの体重と大きさです。
	(2005-5-10)
	
	
	菌糸瓶飼育中の幼虫達がどんどんと、蛹化しはじめています。
	発酵マットで飼育している個体もいますが、未だ蛹化したものはいません。
	やはり菌糸瓶飼育の方が早く育つのでしょうか。
	未だ気温が不安定な為、温室内で24℃程度にて飼育中です。
	(2005-5-15)
	
	
	コンフキウスノコギリクワガタの雄です。
	今年最初に羽化した♂の個体です。
	体長が90~95mm程あります。
	♂親は96mmありました。
	1.5リットルの菌糸瓶にて育った個体で2004-9-26に孵化したので、およそ9ヶ月での羽化となります。
	同時に発酵マットで飼育している個体もいますが、未だ幼虫の状態なので、あと3週~4週程かかると思われます。
	(2005-6-21)
	
	
	♂の個体がどんどんと羽化し始めています。
	この個体は間違って蛹室を壊してしまい、やむなく人口蛹室に移動したものです。
	ほとんど体の中が透き通っていて、あと1日以内には確実に羽化する状態です。
	体の周りに薄皮を被せたような状態で、大あご、触角、足などが全て見ることができます。
	ちなみにサイズは95~100mm程度のサイズが多く羽化しています。
	(2005-6-25)
	
	
	予想していた通り、夜家に帰ってみると羽化していました。
	サイズは95mm程度です。
	菌糸ビンで飼育したグループがどんどん羽化しはじめています。
	やはり発酵マットで育てたグループは少し成長が遅めのようです。
	飼育温度、孵化日は同じなのであくまでも菌糸瓶飼育と発酵マット飼育の違いのみです。
	発酵マットグループはやっと蛹化したばかりで、♀の成虫も羽化していません。
	サイズの違いが、どの程度出るのか楽しみです。
	(2005-6-25)
	
	
	コンフキウスノコギリクワガタがどんどんと羽化し始めています。
	雄は1.5リットルの菌糸瓶にて飼育しています。
	G-pot1.5リットルのプラボトルは直径120mm程ありますので、ほとんどの蛹室が直径いっぱいかそれ以上の大きさになっていて、羽化が楽しみです。
	メスは850mlにての飼育です。
	(2005-7-7)
	
	
	今日菌糸瓶より取り出しました。
	体長95mmあります。
	コンフキウスノコギリクワガタは日本のノコギリクワガタと比べて、大アゴが直線的になります。
	俗に水牛と呼ばれるようなカーブを持った大アゴは出現しません。
	そのかわり大きさは1まわりも2まわりも大きく、とても存在感のあるノコギリクワガタです。
	これでもう少し大アゴ全体が太ければもっと格好の良く見えるクワガタなのですが、大アゴの細さが良く言えばスマートに、悪く言えば華奢に見える所が長所でもあり、短所でもある場所です。
	ギラファノコギリクワガタと比較しても損をしている部分だと思います。
	(2005-7-10)
	
	
	コンフキウスノコギリクワガタを菌糸瓶で飼育した中で、一番最後に羽化した個体です。
	およそ10ケ月半かかっていますので、もう少し大きいかと期待したのですが、約99mmの大きさでした。
	雄親が96mmなので、親よりは大きく育ちました。
	菌糸瓶での飼育はこれが最後で、マットによる飼育があと4本ありますので、どうなるか比べて見たいと思います。
	既にマット飼育で羽化した雄が何匹かいますが、いまのところ菌糸瓶の飼育より10mm程小さく羽化しています。
	(2005-8-10)